はじめに

システムを構築する際にインフラは必須のものですが、インフラの設計や構築、そしてチューニングやテストなどを従来の手作業で行うことは、みなさんが想像する以上の時間と手間がかかってしまいます。

読者の皆様は、IaC(Infrastructure as Code)という単語に聞き覚えはありますでしょうか?

IaCとは、設定値や作業内容をコード化することにより、構築や変更・テストの自動化、コードの再利用、オペレーションミスの削減など様々な恩恵を得ることができ、近年のビジネスニーズの加速に対応する為にはまさに必須のプラクティスとなります。

IaCを実現するツールは多種ありますが、TerraformはAWSやGCPなどのクラウドサービスや、弊社が認定パートナーとなっている、IDaaS(Identity as a Service)を提供するOkta/Auth0を含む様々なサービスの設定をコードで管理できるツールです。

今回は社内で開催されたTerraform初心者向けの勉強会の資料を共有します。

本資料ではTerraformを扱う上で前提知識として持っておきたい、以下の内容をご紹介しております。これからTerraformを使ってみたいなどという方のご参考になれば幸いです。

  • Terraformって何?
  • Terraform実行の流れ
  • TerraformCLI

資料

TC3について

TC3は、「デジタル顧客接点トータルサービス」として、アイデンティティ管理、顧客データ基盤、変化につよいアーキテクチャの3つのポイントを抑えながらウェブサービス開発支援を行っております。今回ご紹介したTerraformは、サービスをリリースする際に、インフラの構築・変更などをスピーディに対応することができるツールです。TC3はそういった忘れられがちなインフラ基盤も含めてご提案・構築のご支援をさせていただいております。

また、インフラのスピードがビジネスに影響があることは、『リーンとDevOpsの科学』に詳しいですが、こちらのブログ記事でもご参考程度に紹介しておりますので、ご確認ください。

ご興味ある方はぜひ以下からサービスの詳細をご確認ください!